『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』町山智浩(文春ペーパーバックス)を読みました.アメリカ関係の本で本屋に平積みされていると,つい読んでしまいます.アメリカのアホっぽいところが面白おかしくシッカリと書かれている良書です.特に面白かったところを2つ紹介します.
(1) スティーブン・コルベアのスピーチ(195ページ)
コメディアンのスティーブン・コルベア.彼がブッシュ大統領の晩餐会(2006年)においてスピーチしているのですが,その内容がすごい! スピーチの全文(日本語)へのリンクを下に張りました.超お勧め.ブッシュが脇に座っているステージ上でこの大統領批判.国によっては死刑になるんじゃないか? アメリカって本当に懐が広い国だ.
スピーチの日本語訳
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060429
スピーチの動画
http://video.google.com/videoplay?docid=-869183917758574879
背景をもっと詳しく知りたい人
Stephen Colbert at the 2006 White House Correspondents' Association Dinner
(2)終章 アメリカの時代は終わるのか?
終章の中で一番気になったのは,アメリカ人投資家は外国(アメリカ以外)に投資するという事実.投資対象であれば,アメリカ資本でも外国資本でもいいんだって.不思議ですよね.わざわざ学校で愛国心教育(国家に国旗)までしているのに,アメリカに対して「ドライ」.
たとえば,Big3(GM,FORD,クライスラー)への救済法案には反対するアメリカ人のほうが多い.トヨタ,ホンダ,日産がピンチになったときに「倒産させろ」と日本人は言わないだろうな.アメリカ人にこそ,愛国心教育がもっと必要なのかもしれない.
終章だけでも立ち読みする価値あります.
さて,筆者の町山智浩氏はバークレー(カリフォルニア州)在住です.なんだ,ご近所さんじゃないか.
ここに住むことは「世界」に住むことだ(252ページ)
賛成.「世界」なのか「アメリカ」なのかについて,思うところはあるけど,長くなりそうなので省略.
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