2008年11月1日

Problem Solving kids

『世界一やさしい問題解決の授業』渡辺健介著(ダイヤモンド社)を読みました.

何らかの課題を筋道立てて解決する方法を,簡単な例を使って説明しています.非常にわかりやすい.「世界一やさしい」のかは知らないけど.本屋で立ち読みするだけでも役に立つかと.おすすめです.

ささっと約2時間で読める本.こういう本に対する批判があることは理解しています.しかし,私は「簡単な薄い本」は嫌いじゃないです.全体を掴むのにいいですからね.自然に「鳥の目」で本の内容を理解できますから.私のように視野が狭い(周りが見えない)タイプの人間は,厚い本を読むときは注意しないといけないのです.

「はい・いいえの木」,「課題分析シート」,「マトリックス」……,いろんなツールを丁寧に説明しています.こういうのは使わないと忘れてしまう.英語で言うと,"Use it, or lose it."
いま自分にとっての一番の問題,「なぜ自分は英語ができるようにならないのか?」の分析に使ってみます.

この本のユニークの特徴は,あとがき(P.112).「ご父母,教師の皆様へ」として子育てへの提言が書かれていることです.

著者は,子供に問題解決法を教える必要がある,それが国際人には必要な資質であると言っています.私はこの意見に賛成です.論理的思考法や問題解決法を,家と学校で教えるべきです.

私の受けた学校教育は「抽象的な思考」を「論理的な思考」よりも優先していた印象があります.例えば,「どっちが正しいなんてことは誰にも言えない」「本質は抽象的なところにある」のように.
子供はそれを聞くと自分で考えなくなります.考えても意味ないと思って.

少なくとも,自分は子供時代に思考停止になっていました.慣性の法則で,たぶん今も.抽象的な考え方は,論理的思考を身につけたあとに教えればいい.順番が大事.


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この本はサンノゼの紀伊国屋で購入しました.下写真は値札部分.
値段は約5割増し.日本の本を立ち読み(中身チェック)してからアメリカで買えるのだから,贅沢は言えないです.これからもお世話になります,紀伊国屋さん.

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